What's New

技術情報や大学の授業で使用した演習をメモしていきます。このブログは個人のメモで、所属企業や大学の公式情報ではありません。

【ビギナー向け】初めての HoloLens 2 アプリ開発環境の準備

今日もブログをご覧いただきありがとうございます!!

HoloLens 2 のアプリ開発を行うための SDK、Mixed Reality Toolkit v2.2.0 (MRTK v2.2.0) がリリースされましたね。
f:id:atsushisz:20191217201134p:plain
これから HoloLens 2 の開発を始めようという方のために、基本的な開発環境の準備方法をまとめました。
HoloLens 1 のころから開発している方にはおなじみの環境ですが、初めての方にはどのコンポーネントを使用するか悩むこともあると思うので参考にしてみてください。 この環境で、MRTK v2.2.0 の Examples をビルドして HoloLens 2 や Unity 上で動かせるようになります。

※ 公式サイトのインストール手順には各ツールごとの注意点も記載されているので、このブログに記載した手順を始める前にこちらも一度目を通しておいてください。
docs.microsoft.com

目次

Windows 10 の準備

HoloLens 2 のアプリ開発には Windows 10 搭載の PC が必要です
[設定]>[更新とセキュリティ]>[Windows Update]で最新バージョンにアップデートしましょう
開発者モードを有効にしていない場合は、
[設定]>[更新とセキュリティ]>[開発者向け]から「開発者モード」を選択して有効にしておいてください

HoloLens 2 の準備

HoloLens 2 も最初に
[設定]>[更新とセキュリティ]>[Windows Update]で最新バージョンにアップデートしておきましょう
開発者モードを有効にしていない場合は、
[設定]>[更新とセキュリティ]>[開発者向け]から「開発者向け機能」をオンにしてください

Visual Studio 2019 のインストール

まず Visual Studio 2019 (16.2 以降) をインストールしましょう
visualstudio.microsoft.com

無料版の Community でも、有料版の Professional / Enterprise でも開発できます

ここでは無料版の Community を使った手順を記載しておきます (Professional / Enterprise でも手順は同じです)

こちらのサイトから Visual Studio のインストーラーをダウンロードしてインストーラーを起動してください
visualstudio.microsoft.com

初めて Visual Studio をインストールする PC の場合は、インストーラーの更新が必要な場合があるので、画面の指示に従って更新してください f:id:atsushisz:20191217223428p:plain
再起動が必要な場合は再起動後にもう一度インストーラーを起動してください

ワークロードの選択画面が表示されたら以下の指定をします
- [ユニバーサルWindowsプラットフォーム開発]のチェックを付ける
- インストールの詳細で[C++ (v142)ユニバーサルWindowsプラットフォーム ツール]のチェックを付ける
f:id:atsushisz:20191217223609p:plain

[インストール]をクリックしてインストールを開始してください

インストールが完了すると自動的に Visual Studio が起動してきます
サインイン画面が表示されるのでマイクロソフトアカウントをお持ちの方はサインインしてください
[後で行う]をクリックしていったんスキップしても大丈夫です
f:id:atsushisz:20191217223436p:plain

開発設定は[全般]でいいと思います
配色テーマはお好みで選択して、[Visual Studio の開始(S)]をクリックしてください
f:id:atsushisz:20191217223441p:plain
Visual Studio 2019 のウインドウが表示されたらインストール完了です

Unity のインストール

つぎに Unity をインストールします
unity.com

Unity は用途や企業の規模に応じて必要なライセンスが異なるので、適切なライセンスを選択して使用するように注意しましょう
ゲームやモバイルアプリのクロスプラットフォーム開発用の強力な 2D、3D、VR、AR ソフトウェア。

PC のストレージの空きに余裕があれば Unity Hub をインストールしておくことをお勧めします
Web で様々なサンプルが公開されていますが、Unity のバージョンが異なると動かないことがあるので、Unity Hub を使用すればサンプルに合わせたバージョンの Unity をインストールして使用することができます

バージョン互換を自分で直せる方や、ストレージの空きが少ない方は、MRTK v2.2.0 で推奨されている Unity 2018.4.x をインストールしましょう
2019/12/11 時点で LTS(長期サポート) の Unity 2018.4.14f1 がリリースされています
unity3d.com

ここでは Unity Hub のインストール手順を記載しておきます
こちらのサイトから Unity Hub をダウンロードしてインストーラーを起動してください
unity3d.com

ライセンス条件を確認して[同意する(A)]をクリックしてください
f:id:atsushisz:20191217223445p:plain
インストール先はデフォルトのまま[インストール]をクリックしてください
f:id:atsushisz:20191217223451p:plain
インストールが完了したら[Unity Hubを実行]にチェックを入れたまま[完了]をクリックしてください
f:id:atsushisz:20191217223455p:plain

ファイアウォールの警告が表示されるので[アクセス許可する(A)]をクリックして Unity Hub に通信を許可してください
f:id:atsushisz:20191217223459p:plain

初めて Unity Hub を起動すると「有効なライセンスがありません」と表示されると思います
[ライセンスを管理]をクリックしてライセンスを持ったアカウントでログインするか、新規ライセンスの認証を行ってください
f:id:atsushisz:20191217223504p:plain

ライセンス認証が完了したら[インストール]タブの[インストール]ボタンをクリックしてください
今回は MRTK v2.2.0 で推奨している Unity 2018.4.14f1 をインストールしていきます
f:id:atsushisz:20191220115952p:plain

「Unity バージョンを選ぶ」と表示されたら Unity 2018.4.14f1(LTS) を選択して[次へ]をクリックしてください
f:id:atsushisz:20191217223514p:plain
モジュールのインストールで以下の指定をします
- Visual Studio Community 2017 のチェックを外す
- UWP Build Support (IL2CPP) のチェックを付ける
- (お好みで) Language Pack で日本語のチェックを付ける
f:id:atsushisz:20191220115949p:plain

[実行]をクリックしてインストールを開始してください

インストールがスタートすると Unity Hub に「インストールしています」と表示されます
f:id:atsushisz:20191217223522p:plain
この表示が消えたらインストール終了です (通知は出ないので画面を見ておきましょう)

これで環境構築は完了です!

と、ここまで書いてから、
Takahiro Miyaura さんが、もっと詳しく手順を書いてくれているのを発見してしまいました。。。( ̄▽ ̄)
MRTK V2開発環境構築

こちらの手順も参考にしてみてください!!

次回は MRTK v2.2.0 の Examples をビルドして Unity 上で動作を確認した後、HoloLens 2 にインストールする手順を書きたいと思います!

それでは、今回もお読みいただきありがとうございました。